「デザイン経営宣言」
経済産業省・特許庁 |
産業競争力とデザインを考える研究会
2018年5⽉23⽇

デザイン経営を考える

デザイン経営に正解はない。
ビジネスを進めていくフィールドでは、明確な答えが存在しているのか、いないのかというのがよくわからないことがあります。消費の変化や情報の拡散性が高まる現代において、かつての成功の方程式が通用しないことも少なくありません。では、私たちは、ブラインド状態で前に進んでいくのか、と言われるとそういうわけにもいきません。
社内に存在するリソースと、外部のプロフェッショナルなファンクションを組み合わせ、ビジネスクリエーションにつなげていくことが、今、求められています。

企業の競争力を考える3つのフェーズ                     

アイデアを実装する
みなさまが有するアイデアに寄り添い、より良い形で社会に可能性を問うことに他なりません。
求人をかけても人が集まらない、いいものを作っているはずなのに物が売れない・・・・
問題を解決していくには真の課題の発見をすることから始まります。全ての会社が有する固有の資源を軸に、外部のプロフェッショナルとともにチームを作り、課題を発見し、解決を目指していくそのプロセスを伴走します。

戦略には3つのフェーズがあることを理解した上で、プロジェクトにあった戦略を提案します。

Phase 1    リスクマネジメント
1)事業リスクを判断し、止めるべきを止める
2)危機を最低限のダメージで乗り越える
Phase 2    ビジネスナビゲーション
事業と経営に寄り添い、取り得る選択肢を提案・評価し、経営判断の要素を整理する
Phase 3  ビジネスクリエイション
現行の諸ルールと解釈を踏まえて、グレー領域に踏み込むロジックを作ったり、ルール自体を変える。
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